
パチット(コーヒードリップバッグ)、不織布、織物と、元々3つの製品ごとに担当が分かれている中で、私は不織布の購買をメインで担当しています。業務内容としては、仕入れ先との交渉や布を織るための糸の手配、仕入れ計上の管理などを行っています。今年の4月から主任になり、部下への教育なども実務に加え携わっています。
購買部の一番の魅力は、やっぱり交渉事が上手くできた時ですね。社内側だけの要望で進めるのではなく、仕入先の要望もきちんと理解し何がベストなのか、どの方法がWINWINなのかを考え進めていきます。それが上手く回った時、「やった! やりきったー! 」と達成感を感じます。
取り扱っている商品がすぐ手に取れるスーパーなどに出回っていて「自分が携わっている商品だ! 」と身近に実感できるところが一番の決め手です。今まででは銀行、弁護士事務所で相続手続き関係の仕事に就いており、数字に触れることには慣れていました。そういったこれまでの経験も購買で活かせそうだなと感じ入社しました。
職場環境が良い所です。自分のやりたいことを発信でき、それを叶えてくれる環境があります。たとえ、意見が通らなくてもきちんと検討して「ここはできないけど、今これはできます。」と誠実に対応してくれるので、安心感、信頼感を感じながら働くことができます。また、「大紀をよくする会」というのがあり、部署関係なく役職ごとに集まる会があります。私が所属する主任が集まる会では、コミュニケーションを活性化するために、各部署の方と意見を交換し、そこで出た意見を持ち帰って日々の業務で実行しています。全社で会社を良くしていこうという社風が浸透している点も魅力の一つだと思います。
販売量が増加傾向にあり、会社の見通しとしてもこれからますます伸びていくと予想しています。そこのニーズに対して、生産側の立場できちんと応えていきたいと思っています。「購買部として原価を安くするのは永遠の課題」だと考えています。ですが単に安いものを購入するのでは安かろう悪かろうになってしまいます。何を選ぶのが商品にとって、そしてお客様にとって最善なのかを考えながら進めていきたいです。