
主な業務はクリップ機械という、ドリップバッグのひっかける部分を取付ける機器のメンテナンスや不具合が起きた時の対応を行っています。その他にもフィルターを作るためのエンボス機、スリッター機、製袋機などのメンテナンスも担当しています。今は係長という立場になり12名のチームを動かしています。以前は自分が動いて成果を出すということを意識していましたが、係長になってからは部下と連携し、いかにうまくチームを回せるか、そしてチームの1人1人が成果を出せるか、自分で考えられるような働きかけをしています。部下が成果を出せた時や、自分ができてほしいと思っていたところまで、もしくはそれ以上のところまでできていた時は自分のことのように嬉しいですね。
前職ではテーマパークの乗り物などの機械を直す仕事をしていました。自分がメンテナンスや修理をした機械のその後の様子も実際に見ながら働けることに喜びを感じていました。ただ諸事情で転職することになり、同じような喜びを感じることができる職を探していました。その時、生産技術のポジションが空いていると知りました。色々話を聞く中で、大紀商事は自社で生産機械を作っていて、その機械の修理やメンテナンスも自社で行っていること、機械をただ修理して終わりではなく、使用する人に話を聞きながら、そして日々自分が修理に携わった機械の様子を見ながら仕事を進めいけるということを知り、自分が求めていたことにぴったりだと思いました。前職で培った電気機器の知識も十分生かせると考え、「ここに入ろう!」と決めました。
フランクに仕事ができるところですね。上司だから、係長だから話しにくいとか相談しにくいとかが全くないんです。かしこまる必要がないと言いますか。役員の方がフランクに接してくれたこともあり、自分もそうしています。「自分がされたように、自分もする」みたいな感じで良い循環が全体に回り、それが風土として浸透しているところがいいなと思います。
部下の育成に力を入れ、1人1人が強いチームにすることですかね。会社を持続させるためには部下の育成は必要不可欠だと思っています。スキル面はもちろんですが、人として大切なこと、例えば人の目を見て話を聴く、常に笑顔で話を聴く、会話中に冗談を入れるなど、自分がチームを動かす上で意識していることも伝えていきたいと思っています。