
特許に関わる知財関連と、契約書に関わる法務関連の業務を行っており、メインは特許の出願に携わっています。大紀商事では主に不織布とドリップバッグの特許を出願しており、過去のものを含め約50個の特許権を取得しています。それらのすべてを法務知財部で取りまとめ、弁理士の先生に出願の依頼をしています。特許を取得する流れはあまりイメージが湧かないと思いますが、かなり時間がかかります(笑)。先行技術調査、効果を裏付ける実験の組み立てなど、色々な工程を経て初めて出願できます。研究開発部や工場と連携し、時には自ら実験を行います。発明の骨子を作成するまでに、社内の多くの人の協力があり、その後、弁理士の先生に引き継いでからも様々なやり取りがあり、実際に特許出願までやりきった時は達成感を感じます。出願が登録査定となり、権利になるところまではまだ経験したことがないのですが、特許=オンリーワンの製品になるので「会社の価値に貢献できた」と思うことができ、この部署ならではのやりがいだと感じます。
元々、洋服に興味があり「パクリかパクリじゃないかはどうやって見分けているのだろう」と疑問に思っていたところから知財に興味を持つようになり、大学でも知財や法務に関して学んでいました。就職活動でもこれまで学んだ知識を活かすことができる知財に関する職を中心に探していました。その時に大紀商事の「法務知財部」を見つけたのです。文字通り「自分のやりたいことだ。ここに入りたい! 」とビビっときました。会社説明会で感じた和やかな雰囲気と社員の明るさも好印象だったので、大紀商事で働くことを決意しました。
部署関係なく、フレンドリーなところです。部署名からしてかなり堅苦しい、気難しい人が多いイメージがあると思うのですが、実際はそんなことはなくむしろみんなフレンドリーです。月に1回社内でのイベントがあったり、部署関係なくみんな本当に親切です。「上司とうまくやっていけるかな、雰囲気に馴染めるかな」と不安に思っている人には、そんな心配はいらないと伝えたいです。安心して、働けるそんな職場風土です。
自分でできる業務の幅をもっと増やしていきたいです。特許の資料や法務の契約書を記載する際も、今は上司に手伝ってもらいながら進める部分が多いので、それを自分でできるようになりたいです。部署内においても、不織布の分野をもう少し力を入れていきたいという目標を掲げているので、それに貢献できる戦力になりたいと思います。