
生産技術部では、機械トラブル対応や機械予防保全、機械改善、新規設備の立ち上げなど幅広い業務を担っています。その中でも私は、部署全体のタスクや在庫状況などの把握、現場での自社の生産機械の改善、部下の教育・タスク確認などを主に行っています。一番やりがいを感じる瞬間は、機械の改善で難しいことを達成した時ですかね。例えば、弊社の生産機械は自社で作っているものがあります。生産スタート時、生産中にボタン操作など色々な操作をするのですが、ミスをしてしまい不適合品の生産に繋がってしまうことがあります。そのミスを防ぐために、アイディアを出し合いながら改善していくのが面白いところです。自分たちのアイディアを自分たちの手で実現し、それが改善に繋がっていることを実感できるのが醍醐味だと思います。
もともと生産設備の組み立てや制御に興味を持っていて、幅広く機械、電機に携われる仕事、機械の開発ができる仕事に就きたいと思っていました。そんな時、大紀商事が製品をつくる生産機械から最終製品までを作っていることなどを見て、「これだ、面白そう! 」と思ったんです。自分がやりたいと思っていることと、できることがマッチしていたので入社しようと決めました。
初心者でもしっかりと教えてくれるところや、年次関係なく難しい仕事を任せてもらえるところですね。私が4~5年目の時、20年選手の、色んなところにガタがきている機械の大幅更新というプロジェクトが立ち上がりました。まだ若手の私にそのプロジェクトの中心を任せてもらい、足りない知識はサポートをしてもらいながら達成できたのは良い経験でした。専門的な知識がもともとない分野でも、1つ1つ丁寧に教えてくれ、教育体制がしっかり整っているところが魅力だと思います。
主任として、生産技術部員の各々のスキルアップのサポートをし、全体の底上げをしていきたいです。今もできていますが、よりお互いがサポートしあえるようなチーム作りをしたいです。言ってしまえば自分がいなくでもまわるくらい、それぞれが強いチームを目指し、部下の教育、成長できる環境を作っていきたいです。