
貿易部は海外からの輸出入関係の手続きをおこなう貿易事務と海外営業の役割がありますが、私は北米や欧州地域の海外営業を担当しています。日本側での輸出関係手続きなどはもちろんのこと、直接現地へ行って既存取引先とのやりとり、現地の展示会出展を通して新規営業をしています。現在、50か国以上に輸出していますが、それらの管理ややりとりはすべて貿易部が取りまとめています。
取引先としてはお茶屋さんや飲料メーカーがあり、海外では紅茶やハーブ茶が特に人気です。オンライン会議でのやりとりももちろんありますが、直接その国に出向いてお客さまと直接話すことで、より信頼関係を築き、本当に求めているニーズを理解できると感じます。大変な仕事も多いですが、契約が成立したときや新しい取引先が見つかったときは、やはり達成感があります。
私はアメリカのイリノイ州で生まれ育ちました。日本に興味があり短期留学を経験し、アメリカのドレイク大学の経済学部卒業後は来日し、語学学校に通っていました。日本のことを勉強していく中で、品質が高く海外での評価も高い、そういった日本のメーカーに勤めたいと考えるようになりました。語学学校の先生が勧めてくれた影響もあり、自分のスキルも生かせる大紀商事で働くことを決めました。
大紀商事の魅力の一つは、安心して仕事に取り組める環境が整っていることです。私が入社して6年が経ちますが、入社当時は慣れない仕事で失敗も多く、悩むこともありましたが、会社はその失敗を寛容に受け止め、成長の機会として捉えてくれました。信頼できる上司の指導ももちろん大きな支えとなりましたが、それ以上に、社員一人ひとりを大切にし、成長を見守ってくれる風土が大きな要因です。
また、大紀商事では、他部署の社員とも関わる機会を積極的に提供してくれます。よく開かれる交流イベントは、社内のチームワークを強め、コミュニケーションを深める良いチャンスです。お互いを理解し、尊重し合える雰囲気があるので、安心して働ける会社だと感じています。
海外の新規取引先へ販売拡大をして、より多くの国に大紀商事の商品を広めていきたいです。そうすることで、会社・取引先・社会の幸せに貢献しつつ自分自身の成長につなげて行きたいと考えています。